スクウェア・エニックス ファイナルファンタジーXII

ファイナルファンタジーXII
今回のXIIはファミ通で、なんと40点満点を叩き出した。
このことで、XIIは重い十字架を背負ったことになるだろう。
過去のファイナルファンタジーシリーズは
携帯型ゲーム機でも何作か発売されてはいるが、
据置型ゲーム機の代表、プレイステーションシリーズを
普及させた看板ソフトであることには間違いない。
その意味では、今回のファイナルファンタジーXIIは
今後発売されるであろうプレイステーション3や
その他の据置型ゲーム機の今後の在り方を
否が応でも左右することになるだろう。
お気軽・お手軽な携帯型ゲーム機の代表格であるDSが
バカ売れしている現在、重厚長大ゲームの代表格
ファイナルファンタジーXIIが
どれだけユーザーに受け入れられるかが注目だ。
これはイイ!、重要だと思ったシステムが「アクティブ・ディメンションバトル」といわれるものだ。これは画面の切り替えや読み込みを挟むことなくバトルがスタートするシステムだ。
読み込みが少ない、つまりユーザーを待たせないというのは
これからのゲームにとって絶対的必要条件である。
DSがここまで売れまくっている理由のひとつは
ゲームボーイアドバンスより画質が向上しているにもかかわらず
ほとんど読み込み時間を気にすることなく、
ゲームそのものに集中できるという瞬発性があるからだ。
ハードがPS2でソフトがDVDという性質上
読み込みを全く無くすことは不可能だが、
最小限に抑えることは可能なはず、と言わんばかりに
スクウェア・エニックスはこの点を重視し、
この部分の開発に相当の時間をかけたと思われる。
現に裏パッケージを見ると、「アクティブ・ディメンションバトル」
の文字が一番目に付く中央付近に記載されている。

この点に気付き(気付いている人は多いと思うが)、それを商品化できるスクウェア・エニックスは、やはり大したものだ。
さて、点数の方だがまだプレイしていない状況なので
コメントは出来ない。ゲームがある程度進んだ時に発表します。
。。。その後、忙しくてほとんどプレイできてないな(^_^;)
実際は筆者のような人が多いのではないだろうか。
ゲーム以外にも色々と興味があり
ゲームだけに没頭できる時間があまり取れないという人が。
まぁ、そういう人が増えてきているからこそ
DSのようなライトユーザー向け商品がバカ売れする訳だな。
ただ言える事は、ファイナルファンタジーに代表されるような
大作主義の権化のような作品もきっちり作られていれば、
きっちり売れるだろうってこと。
その理由として、
大画面薄型テレビが今後1型当たり単価が5千円を
割り込んでくることが確実なこと。
数年後には30型〜40型のテレビは相当普及していることだろう。
高画質・大画面で見る精密精緻に造りこまれたCGと美しいSEが
織り成す世界は、やはり圧巻の一言である。
これは携帯型ゲーム機では表現しようのない世界である。
その意味では、今回のファイナルファンタジーXIIは
PS2レベルでは、最高水準まで達していることは間違いない。
内容の方も大作シリーズものにしては
初めての方でも遊べるように、とても親切丁寧に作られている。
新機軸のアクティブ・ディメンションバトルも
概して評価出来るものだった。このシステムに慣れてくると
旧作はテンポが悪くてやれないんじゃないか。
実勢価格は7千円代後半ということで、安い商品ではないが
先にも申し上げたように、重厚長大な作品だが
初心者でも遊びやすいよう作られている。
この内容なら、また新たなファンをきっと獲得できるだろう。
ファイナルファンタジーXII、
大作作品の意義とこれからの据置型ゲーム機の存在を問う1作だったが
まだまだこの分野は、行けそうだと感じさせる1作だった。
満足度 85点

